唐突に始めたブログ

歌詞の可視化

そんな風にそんな風に

僕は生きたいんだ 生きていきたいんだ

 

樋口了一の『1/6の夢旅人2002』の歌詞である。

 

1/6の夢旅人2002

1/6の夢旅人2002

 

 

1/6の夢旅人2002

1/6の夢旅人2002

 

今でも絶大な人気を誇る北海道ローカル番組『水曜どうでしょう』のテーマソングである。

この番組が全国区にまで人気を博したのは企画内容も勿論だが、このテーマソングも一つの所以ではないかと思う。

 

 

 

人は寂しさの限界値を超えるとあらゆる事象に物言いをする。

近年のネットの普及により言論の自由を匿名で行使する人が続出している。

 

ワイドショーやネットニュースが取り上げる事柄に対して多数のコメントが押し寄せられているのを目撃する。

その多くが求められてもない正論を述べようと必死で自分たちの持論を掲げ、様々なユーザーと議論をしている。

 

しかし、その多くの議論が解決に導かれている姿もなく、時と共に追加されてゆく莫大な情報の中に埋もれ、淘汰されていく。

 

面と向かわないという点を大いに利用し、憶測や想像で人物のイメージを決定付け、品行方正とは程遠い言葉遣いを繰り広げている多くのコメントを目の当たりにすると、悲しい気持ちでいっぱいになる。

 

だが、一つの事象に対して多数のユーザーが閲覧し、言葉を交わす世界は決して悪いことではない。そこから生み出されるアイデアやイマジネーションはまた新たなものを創出する。

 

しかしながら、昨今のものは人を傷つけるだけの議論が多すぎる。いかに会話の中でマウントをとり、論破するかということしか考えていない気がする。

きっとそんな議論を繰り広げている人たちは何も考えずに人を傷つける発言をしているんだと思う。

 

なぜそのようなことをするのかは寂しさという感情が関係しているのではないかと勝手に考えている。てかその考え方が一番落ち着く。

相手をしてほしい、構ってほしいという感情が無駄な議論をすることによって埋められる感情なのかもしれない。

 

みんな寂しがり屋だ。だからたくさん構ってあげてほしい。でも人を傷つけない程度に。

 

 

 

 

 

 

 

サラバ、またいつの日か。