永遠に生きられるだろうか
永遠に君のために
銀杏BOYZの『BABY BABY』の歌詞である。
冴えない学生時代を送ってきたロック好きには染みる曲が多いと評判だが、それ以外の方も是非聴いて欲しい。どれもこれもセンスがいい。
色んな視点から眺めた青春はどれもこれも羨ましくて、人が輝いている瞬間に焦燥感を抱きながらも自分の殻に閉じこもっていた学生時代。
最近よくネットで公開されている恋愛小説を読むことにハマってしまっている。
どう自分を客観視しても似合わないことはわかっているがハマってしまっている。
正直こういうものを見ている人間に上から目線で小馬鹿にしていた自分を殴りたい。
俗物も甚だしい。
胸をときめかせる事がなかった学生時代、家ではゲームをするか可動フィギュアをいじって遊んでいただけだった。
高校卒業までほぼほぼ変わっていなかったこのルーティンと化した遊び習慣を今考えると呪ってやりたい。
もっと外に出ていれば、様々な出来事に出会えたかもしれない。
たらればで済ませているが、価値観の幅は大きく広がっていたに違いない。
斜に構えて外の世界を敬遠していると、たくさんのチャンスを見失うことになってしまう。
素直に勇気を持って、前進することの大事さを恋愛小説を通じて痛感している23歳の春であった。
ステイホーム週間。大事なことだ。
収束に向かう事ができたら、子供達はたくさん外で、そして仲間と青春を味わって欲しい。
僕が見つけられなかった青春を代わりに見つけてきておくれ。
サラバ、またいつの日か。